5月7日の慈眼院坐禅会

慈眼院の門前で一礼し、本堂へ向かう。まず本堂の右手にある大山蓮華を見にいく。蕾が大きくなっていた。来月にはもう咲くのだろう。新緑に浮かぶ白い花と、高貴な香りがたまらない。あと何回、その機会があるのだろう、ふと考える。

18時30分の直前に到着したが、まだ誰も来ていない。一人で開始したが、まもなく参加者が増えて4名となった。

坐禅を終えて、書院で南寿明和尚様に、ご挨拶する。用意頂いたお茶と菓子を、一同で頂く。書院には、菖蒲が古銅の花入れに入っている。

慈眼院には16年間にわたって、お世話になってきた。数々のご配慮に、ただ感謝する以外にない。
これまでは制約もなく続けてきた坐禅会であったが、新たに綱領を設けることにした
坐禅の起源は、4000年以上に遡ることが出来る。当時も今も、坐禅を必要とする人が存在する。慈眼院でさせて頂いている坐禅会を、坐禅の根本へ戻したい。そして坐禅会は一人一人が、各自の問題を直視できる場としてゆきたい。坐禅会が、その解決に少しでも役に立つ機会になればと願っている。

来月の月例坐禅会は6月4日の1830時からに決まった。

Related Posts

5月11日の月例坐禅会

日が長くなったので、定刻の6時

来たらざるを恃むなかれ、待つあるを恃むべし

ヨットのスキッパーへ贈る横山晃

大晦日の椿

白玉は大きな蕾を愛でるようだが