入り口を開け放した本堂の中へは、容赦なく冷気が入ってくる。坐禅中には寒さを感じないで済むが、経行時には足の裏から氷のような冷たさが畳から伝わる。
三炷の坐禅が終わり書院へ移動する。椅子もすでに暖かく感じるのは、相当前からストーブの火が入っていたのだろう。和尚様に挨拶して、ショウガ湯を頂く。ホッとする瞬間だ。
月に一度の坐禅であるが、終わるとどこか晴れ晴れとする。来月には、慈眼院の庭は紅梅の香りが満ちるだろう。3月は26日(土)に開催される。今から楽しみだ。
ヨットのスキッパーへ贈る横山晃
白玉は大きな蕾を愛でるようだが
青春とは人生の或る期間を言うの
竹一重切りに胡蝶侘助と白山吹の