青木洋のヨットと坐禅

青木洋の投稿一覧

中村さんの水虫酢酸治療法

水虫酢酸治療法

H 22. 04. 10 中村宗次郎

  始めに、日本全国で水虫で苦しんでいる人は800万人もいると云います。

私もその一人として2 0才頃から水虫では困りました。このお薬り結構高いし仲々効果がない、そこで考えました。母が梅雨時雑巾にお酢を含ませて空拭きすると黴が生えないそうです。水虫も敏の一種ですしお酢より効果のある酢酸を使ったのです。薬局で普通に買える5oocc瓶をl/2以上に薄めて使います。

バルカンアンカーの中村さんから届いた喘息治療法

喘息ねぎ治療法

H 2 2. 04. 10 中村宗次郎

  始めに、日本全国で喘息で苦しんでいる人は1 6 0万人もいると云います。

私もその一人として3 o才頃から永い風邪の後で始めて強い発作に変われ、これは苦しいですよ。でも経験した人でないと仲々此の苦しみ理解できません。

  以来、病気を大切? にあの手この手を尽くしました。医者は色々云うし、お薬も沢山くれますが治りません。エフェドリンやアロテックなどは強い薬で体を傷めてしまいます。食餌療法ではニンニク、ごま油で炒めてみたり焼酒としょうゆでびん詰めにしたり、様々工夫しましたが匂いが強く人に嫌われます。

11/06:月例坐禅会・坐禅和讃―坐禅の功徳 吉田

因果一如の門ひらけ         いんが いちにょの もんひらけ
無二無三の道直し          むにむさんの みちなおし

無相の相を相として          むそうの そうを そうとして
行くも帰るも余所ならず        ゆくも かえるも ことならず

世界一周目指したヨットの男性を救助を読んで

大型台風14号の余波が残る中を、巡視船は危険を冒して見事に救助を成功させた。海上保安庁の功績は大きい。領海問題を抱える中であっても、相手国の人の遭難に対して公平に対応する姿勢は、世界にアピールすべきである。劉俊成さんが無事に救助されてよかった。素直な感想だ。

しかしこの記事をよく読んでみると、劉俊成さんの航跡には疑問が生じる。

  1. 和歌山県から出港したのが22日であるなら、遭難海域までは最大で270海里となる。もっとも遠距離となる和歌山港から、遭難海域の八丈島南方までの距離だ。34フィートのヨットならば、平均して6ノットの航海計画を立てる。すると八丈島南方への所要時間は約45時間となる。到達予定時刻は、遅くとも24日中と考えられる。2日で到達できるところを7日間かかっている。
    しかも台風14号の接近までは北風をアビーム(横風)に受けて、6ノット以上で快走できた状況である。29日まで走航が可能であったとすると、7日間の平均速力は1.6ノットだ。そのあまりの遅さは、いったいなぜだろうか。
  2. 26日には大型台風14号の進路予想が、示されていた。28日には大阪湾のマリーナでも、接近が避けられないと見て、台風対策を開始している。台風の進路予想はラジオでも放送されている。衛星電話でも、気象情報を入手することができる。
    もし台風の接近がつかめていたなら、三重県もしくは和歌山県の港へ、避航して台風を避けることができた。危険な台風の前面を続航したのはなぜだろうか、わからない。
  3. 事故を知って、思い出したことがある。劉俊成さんには世界一周の相談を受けたことがある。そのときにアドバイスをしてみた。帆走中にライフジャケットを着用せずにいたのを見たからだ。
    「ヨットからはいつ落水するかわからないので、ライフジャケットを着けたらどうですか」
    「ライフジャケットは、肩がこります」
    「肩こりと命とどっちが、大切と思いますか」
    「死ぬのは、怖くないです」
    「エー、そうですか」
    「死を恐れてはだめだと、毛沢東の教えから学びました」
    「・・・・・・」
    アドバイスはあきらめた。
  4. 私のところへ、長距離航海の相談に来る人がいる。そのときにはまず、聞くことにしている。どんな危険があるのか、その結果は予測しているのか。そして自分自身が、一人で責任を負う勇気があるのかを 聞く。シーマンシップは、精神ではない。シーマンシップは、セーリング、気象、ナビゲーション、メンテナンスの4種類の総合技術で成り立つ。
    劉俊成さんはシーマンシップの習得に、どれほど努めたのか、大いに疑問が残る。

「世界一周目指したヨットの男性を救助 台風で航行不能に」

ASAHI.com 2010年10月31日21時12分

10/09 白隠禅師坐禅和讃を読む(7) 担当 長野利法

本文    

況(いわん)や自ら回向(えこう)して

直(じき)に自性(じしょう)を証(しょう)すれば

自性(じしょう)即ち無性(むしょう)にて

既に戯論(けろん)を離れたり

意訳

ましてや自ら修行して   

本来の自分が分かれば

迷いや不安などはなく

それはもう、すでに煩悩から離れたのだ

(臨済宗大光山宝徳寺のHPより引用)

用語の意味

況や・・・・言うまでもなく。まして。

回向・・・・梵語パリナーマナーの漢訳。廻らし向かえる。自分の修めた功徳を他に回し向ける意。また一般には死者への供養や寺への寄進をさす。ここでは「自ら」をうけて、外に向かっている心の目を自分のほうへ向け、深く内省すること。 回向返照

直に・・・・直接。じかに。 すぐに。間もなく。

自性・・・・梵語スヴァバーヴァの漢訳。そのものが本来備えている真の性質。本質。本性。

証する(証ずる)・・証明する。保証する。 悟る。

無性・・・・「無自性」の略で、実体のないこと。全く個性のないこと。

「無仏性」(仏性のないもの) の略を言うこともある。

戯論・・・・梵語プラパンチャの漢訳。戯れにする議論。無益な言論

       一切の法は空である。一切の法は戯論なし。本性空寂にして言語を離れるが故に。(理趣経)

担当者解釈

(前段で大乗の坐禅の功徳をさまざまに述べたが)まして、実際に坐禅を続けて自己の内面を深く見つめ

いざ自己の真実の本性を悟ってみると

その本性は、実体の全くない空であり、また自我の全くない仏心であり、二元対立を超えた絶対心であり、有無を超越した無でもあって

それはもはやどのような言葉でも説明できないものであることに気付くだろう

又は(前段で言う坐禅の功徳などはすべて空論に過ぎないことに気付くだろう)