きのくに子どもの村学園のヨット作り-1
11月27日は会社の定休日だ。自動車で和歌山県橋本市の山中にある、きのくに子どもの村学園を訪れた。橋本市から紀ノ川を渡ると、道路が狭くなる。進むほどに狭くなり、カーナビも戸惑っている。こんな山の中でいいのだろうかと、不安になる。
ようやく木々の間に、学校らしい建物が見えてきた。ヨット制作チームの生徒が、駐車場を教えてくれる。
生徒たちは10人くらいで、小型ヨットZen11の制作を、一から実行しているチームだ。図面から原図をベニア板へ起こして、その原図に合わせてフレームを組立てる。次に船台を作り、指定位置にフレームを立てると、ようやくヨットらしい外観が現れてくる。ここまで30時間ほどかかったとのことだ。生徒も先生も、よくめげずに頑張ってきたものだ。
すでにベニア板の側板は張り終えているので、今日は底板を接着剤と、タッピングでフレームに貼付ける。接着剤の混合も、ドリルの使い方もなかなかうまい。完成が楽しみだ。