12月3日の月例坐禅会は、独座であった。休憩、経行もなく、一人で3炷を坐る。開け放った扉から西風が堂
秋雨が時折、本堂の大屋根に激しく打ち付けている。しかし坐禅が深まると共に雨だれの音が、遠のいていく。
涼しい秋風が堂内へも、時折押し寄せてくる。虫の音が、周囲を満たしている。しばらくするとそんなことも意
おいしい、はじめてだ。
今日は、独りきりで坐禅を開始した。慈眼院で坐禅をさせていただいた当初は、毎回一人きりの坐禅であった。